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床に直接置いた座布団に腰を下ろすと、手のひらで押すまでもなく、お尻の下で床の硬さがそのまま返ってくる。買ったのは半年ほど前なのに、もう底に手が届く。
ローテーブルで作業する午後、また座る位置を少しずつずらしている自分に気づく。
「もっと厚いのを買えばいいのかもしれない」。そう思って厚手の座布団を探し始めると、今度は何センチを目安にすればいいのか分からなくなります。厚ければ厚いほどいいのか、厚いと逆に困ることはないのか。
判断の軸がないまま数字だけを見比べても、また同じ後悔をしかねません。
先に結論を言うと、座布団の厚みは「何センチか」よりも「底付きしにくいか」で選びます。数字は目的ではなく、底付きを防げるかどうかの結果にすぎません。
この記事では、厚さの目安の見方と、厚い座布団の正直な注意点まで、順に見ていきます。
実際の座り心地の細部や最新の価格は、後半で紹介する検証記事と公式サイトに残しておきます。まずは、厚みを選ぶ「ものさし」を手に入れてください。
具体的な一枚が気になった方は、雲のやすらぎクッション座布団 公式サイトを見ることもできます。
厚い座布団が向いているのはどんなとき?
厚みのある座布団が生きるのは、床に長く座る場面と、椅子の座面が硬くて底付きしてしまう場面です。反対に、短時間ちょっと座るだけなら、薄い座布団でも困りません。
厚みが必要かどうかは、まず「自分がどこで、どれくらい長く座るか」から決まります。
薄い座布団や椅子の付属クッションで長く座ると、時間がたつほどお尻の一点に体重が集まっていきます。夕方になって座り直しが増えるのは、そのサインです。
厚みは、この底付きとの距離を稼ぐためにあります。
そもそも「底付き」とは何か
底付きとは、クッション越しに床や椅子の硬さがそのまま伝わってくる状態のことです。体重がかかると、座布団は必ずいくらか沈みます。
沈み切って、下の床や座面に届いてしまうと、そこから先はクッションではなく床に座っているのと同じになります。
薄い座布団で床に長く座るとお尻がつらくなるのは、この底付きが早く起きるからです。
つまり厚みを選ぶ本当の目的は、「沈んでもなお下に余白が残っているか」を確保することにあります。
厚みのある座布団の選び方|底付きしにくい厚さの目安

厚さの目安を、数字の大小ではなく「底付きしにくさ」と「使う場面との相性」から見ていきます。
目安は「沈んでも余白が残る厚み」——数字より底付きで見る
厚さを見るときの基準は、「体重をかけて沈んだあとにも、まだ下に余白が残るか」です。何センチという数字は、その余白を確保するための手段でしかありません。
体重のかかり方や体格によって沈む量は変わるので、一律に「○cm以上なら安心」とは言い切れません。ただ、床に直接座る時間が長いなら、沈み込みを見込んだ厚手のものが向いています。
たとえば雲のやすらぎクッション座布団は、5層構造で厚みが約20cmあります。厚みそのものより、沈んでも底に届きにくい余白を確保している点が、長く座る場面で効いてきます。
厚い座布団の正直な注意点
厚ければ厚いほど良い、というわけではありません。厚みには、先に知っておきたい注意点があります。
- 座面が高くなる……厚い分だけ座る位置が上がります。ローテーブルや机、オフィスチェアと組み合わせると、机との高さが合わなくなることがあります。
- 存在感・かさばり……厚手は畳んだり収納したりする場面でかさばります。来客時にさっとしまいたい人は、置き場所も考えておくと安心です。
特に机と組み合わせて使う場合は、座面が上がった分、机が相対的に低く感じることがあります。厚手を選ぶときは、いつも座る椅子や机の高さと合うかを、あわせて確かめてください。
使う場面ごとの合わせ方は、座布団・クッション選びの5つのチェックでも詳しく整理しています。
厚さと同じくらい大事な「沈んだ厚みが戻るか」

厚みを選ぶうえで見落としやすいのが、その厚みが「へたらずに続くか」です。買った直後は厚くても、数か月で沈んだまま戻らなくなれば、結局また底付きが始まります。
沈んだ厚みが戻るかどうかは、店頭の数十秒ではまず分かりません。だからこそ、第三者機関の試験数値を公表しているかが手がかりになります。見るべき数字は2つです。
- 圧縮率……荷重をかけたときにどれだけ潰れるか。小さいほどへたりにくい傾向です。
- 復元率……潰したあと、どれだけ元の形に戻るか。高いほど厚みが長持ちしやすいといえます。
参考までに、雲のやすらぎクッション座布団は国内第三者機関による試験で、圧縮率約2%・復元率ほぼ100%という数値が示されています。
あわせて2種類のポリエステルを組み合わせ、沈み込みすぎずに支える設計で、表面は撥水生地を採用しています。厚みだけでなく、その厚みが戻る性質までそろっているかで見ると、選び方の精度が上がります。
厚みで迷ったらどう決める?
床に直接座る時間が長いなら、沈み込みを見込んだ厚手を選び、底付きとの距離を確保するのが基本です。椅子に置いて使うなら、厚みで座面が上がりすぎないか、机との高さが合うかを先に確かめます。
どちらの場合も、厚みが数か月後も戻るか(圧縮率・復元率)まで見ておくと、買い替えの回数を減らせます。
ここまでが、厚さを選ぶときの見方です。実際にどの一枚がしっくりくるかは、座り心地の細部や最新の価格を見て、あなたの机や椅子との相性で決めるのがいちばん確実です。
その最終判断の材料は、雲のやすらぎクッション座布団のレビューと公式サイトに残しておきます。
返品を前提にせずとも、まず厚みと余白、そして戻る力の3つで見れば、大きく外すことはありません。
まとめ|厚みは「余白」と「戻る力」で選ぶ

座布団の厚みは、何センチかという数字よりも、「沈んでも底に届かない余白があるか」「その厚みが数か月後も戻るか」の2点で選びます。
床座り中心なら厚手が向きますが、机や椅子との高さは先に確かめておきましょう!
数値を見るときは出所と参照日を添えて、価格やキャンペーンは最新の公式表示で確かめてください。
